こんにちは。2児をもつ育休中ママのめぐりです。
「育休が終わって復帰した時に、やっていけるんだろうか」
「転職する勇気はない。やめる勇気もない。いつか身動きが取れなくなれそう」
そんな思いから、育休中に副業をはじめました。
副業をはじめる前は「スキルがない私に副業なんてできるの?」と思っていました。
スキルがない育休中ママでも副業はできます!
こちらの記事ではわたしの体験談をもとにお伝えしていきますね。
育休中に副業をはじめた理由
わたしは新卒で入社した大手損害保険会社に勤務しています。
2019年に第一子を出産し、産休・育休を取得、2021年に復職しワーママとなりました。
ワーママが大変ということは覚悟していましたが、予想以上に大変でした。
短時間勤務制度を利用していたので、勤務時間が短くなっている。
勤務時間のわりには仕事量はフルタイムの方々と大して変わらない。
子どもの発熱や保育園からの呼び出しによって、予定していないお休みを頂かねばならない……。
毎朝バタバタと子どもを保育園に預け、日中は休む暇もなく仕事!
退勤時間に逃げるようにダッシュ!
子どもを迎えに行き、夕飯・寝かしつけ・終わっていない家事をこなす。
とにかく大変な毎日でした。
第一子育休から復職して1か月後、なんと第二子の妊娠がわかりました。
(第一子はなかなか授かれずだったのでびっくり!)
復帰から8か月後、わたしは再び育休に入ります。
2人目とはいえ産後1~2ヵ月は大変でしたが、よく寝る子だったので一日の中で何回か自分の時間が取れるようになってきました。
そんな中で、ふと思いました。
「子どもが2人いれば急なお休みをもらうことも増えるはず。1人でも大変だったのにやっていけるのかな?」
「他社で通じるようなスキルは持っていないから、転職しようとしてもいい転職ができるとは思えない」
「もし子どものケアなどで仕事をやめる状況になってしまったら、家計はどうすれば……」
今のまま復職してしまったら、今後なにか選択を迫られたときに身動きがとれなくなってしまう。
育休中のうちに選択肢を増やす行動をしよう!
それなら副業でやってみればいいのでは?と考え、やってみることにしました。
でも……。
副業ってなにかスキルがある人がやるものなのかな?
特段のスキルがないわたしでもできる副業があるのかな?
そう思ってスキルなしでもできる副業を探してみることにしました。
育休中の副業にWebライターを選んだ4つの理由
世の中に副業はたくさんあります。
数ある副業の中でなぜわたしがWebライターを選んだのか。
その4つの理由は以下の通りです。
- 資格やスキルが不要・未経験からスタートできる
- 在宅でできる
- 自分のスケジュールにあわせてできる
- 書くこと・調べることが好き
資格やスキルが不要・未経験からスタートできる
特段目立った資格はもっておらず、プログラミングができたり、絵がかけたりするわけでもありません。
本業は保険業ですが、保険の知識も豊富というわけでもなく、本業で得た知識やスキルを活かせません。
とにかく何もないわたしでも未経験OKでスタートできることが条件でした。
Webライターにはものすごい資格やスキルは不要です。
未経験からでも仕事ができます。
(もちろん資格やスキル、経験があることで報酬は上下します。)
そんな状態でもとにかくスタートできるというのが魅力でした。
在宅でできる
上の子は保育園に行っていましたが、下の子は自宅保育です。
つまり、パート等の雇用される仕事は選択肢にありませんでした。
雇用されると育児休業給付金の関係でいろいろ制限もありますしね。
就園前の子がいるママにとって「在宅でできる」というのはマストです。
自分のスケジュールにあわせてできる
平日のみ、子どものお昼寝中や実家でばあばが孫に夢中になっている間に執筆していました。
「どのような仕事をどの程度引き受けるかを自分で選べる」というのがWebライターのいいところ。
上の子が保育園に行っているとはいえ、体調不良で休むこともあります。
そのような場合にも対応できるスケジュールをたてておけば、誰にも迷惑をかけることはありません。
書くこと・調べることが好き
もともとブログを書くなど文章を書くことが好きですよね。
会社に入社してからも嫌というほど文章を書いてきました。
「文章を書く」というとなんだかすごいことのような気がしますが、Twitterで毎日つぶやいている人なら結構あっという間にかけちゃいます。
よくよく思い出してみると、大学時代のレポートでもA4で2枚とか出してました。
あれも大体3000字だと思います。
体感ですが、3000字かける人ならそれ以上の文字数もいけるはず。
調べるのが好きという人は多いのではないでしょうか。
子育てしてると、本当に何でもググりますよね。
ググって比較してあれこれすることは、ママであれば経験があるはず。
私は損したくない性格なので、事前になんでも調べます。
ググったり、TwitterやInstagramなどを見回ったり……。
それが苦でないので、ライターとしてリサーチをする時には楽しいくらいでした。
このように「調べて書く」ことが苦でない人・好きな人には天職です。
育休中に副業をはじめるSTEP
会社の副業に関する規則を確認→副業申請
そもそも自分が勤務している会社が副業を認めていない場合もあります。
私が勤めている会社は本業に影響がないこと・月30時間以内という条件で認められていました。
事前申請制なので、きちんと上司を通して申請しました。
その際に気を付けたのは2点。
- 副業が本業にも活かせること
- 復帰してからも副業は続けるつもりだが短時間勤務は取得すること
この2点をはっきり伝えました。
「Webライターで文章力や表現力が身に着けられるので、お客様へのご案内に活かせます」という感じですね。
特に大事なのは短時間勤務のこと。
育休から復帰した後も副業はするつもりです。
上司に「副業できるなら短時間勤務はしなくて大丈夫だよね?」と言われないように、先に言っておきました。
「復職してからも副業は続ける予定です。通勤時間や寝かしつけ後の時間を使う予定です。保育園の送り迎えの関係から短時間勤務制度を利用させていただきます」という感じです。
申請の際に上司から見込み月収は?と聞かれたので、その時点では未収入でしたが、時給1000円×30時間(会社が定める副業上限)ということで3万円と回答しておきました。
申請は無事に承認され、会社公認で副業に取り組んでいます。
副業の条件等をハローワークに確認
副業をはじめて収入を得たとしても、育児休業給付金が減額or支給停止されたら意味がありません。
今はインターネットで調べればいくらでも情報がでてきますが、不安なのでハローワークに電話して聞きました。
「育休中に副業??ふざけんな!給付金をなんだと思ってんだ!」と怒られるのではとどきどきしましたが、優しく教えてもらえました。
結論から言うと育児休業給付金の減額なく、副業をすることができます。
条件としては月に10日以内(10日を超える場合には80時間以内であること)ということです。
業務委託など雇用されない場合には労働時間は誰にも把握されないと思いますけどね……ハローワークの方も把握する手段はないと言っていました。
育休中は子育てが第一。
80時間を確保するのはなかなか難しいと思うのであまり気になりませんでした。
Webライティングについて勉強
「Webライター はじめかた」などで調べるといろいろ出てきます。
わたしは有料講座も受講しましたが、無料の情報でも問題ないです。
情報としては無料でいくらでも入手可能、有料講座では情報が選別されているので「何が重要なのか」がすぐにわかります。
つまり、手軽に始めたいなら無料情報でOK、お金かけてもいいから重要なことだけを手っ取り早く知りたいということであれば有料講座がおすすめです。
クラウドワークスに登録・受注
Webライターで仕事をとるには主に2種類あります。
- 直営業
- クラウドソーシング
直営業は直接企業に営業をかける方法ですね。
初心者にはハードルが高いし、実績がないと採用されないでしょう。
初心者にはクラウドソーシングがオススメです。
クラウドソーシングとは、ネット上で企業が業務を発注するものです。
要はクラウドソーシングのサイトに登録すれば、そのサイトを通じて仕事を受注できるということです。
主なクラウドソーシングサイトとしてよく紹介されているのが、CrowdWorksとランサーズ。
私はCrowdWorksに登録しました。
大手だけあり、Twitterなどを見ていてもとりあえずCrowdWorksという人が多かったからです。
登録し、10件ほど応募して2件採用となりました。
1件については継続案件となりました。(=応募せず、次のお仕事がもらえたということ)
まとめ
育休中にWebライターをはじめてみて、本当に良かった。
スキルがない自分でも会社以外で収入を得れることを実感できたからです。
この力を地道に育てていけば、会社を辞めなくてはいけない状況になってもどうにかなるはず!
今のところ、本業をやめるつもりはありませんが、新卒からずっといる会社以外にも働ける場所があるんだとわかっただけでも副業を、Webライターをはじめた甲斐がありました。
ワーママは本当に大変なので、復職後だったら副業をはじめようなんて気にはならなかったと思います。
Webライターのいいところは小さくお金をかけずにはじめられて、スキルを身に着ければがっつり稼げる可能性があること。
育休の間に種をまき、少しずつ育てていけば、復職後ももっと大きく育てることができるはず。
今後が不安な育休中ママさん、ほんの少しの一歩を踏み出して、はじめてみましょう!
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